中島とおるが毎朝の辻立ちで感じた事などをお伝えし、皆さまに元気をお届け致します*\(^o^)/*

2020年12月11日

「イエスセット」とは?

おはようございます(^^)/
お元気にお過ごしでしょうか。。?

天気は晴れ☀️

今日のアンチエイジングは
「頭のいい説明」より

今回は、
できる人は
「上司がどんな時にイエスというか」を読む
をお伝え致します。

相手が「イエス」と答えるような
問いかけを続けることを、
カウンセリング用語で

「イエスセット」

と言います。

これは、
アメリカの臨床催眠家の
ミルトン・エリクソンの使った催眠方法です。

相手から「イエス」という答えを多く引き出すことによって、相手の中に「イエスの心構え」を作り出してリラックスさせるという原理です。

この「イエスセット」は、
説明をするときにも活用できます。

例えば、
A君が平日の業務時間中に開催される社外セミナーに参加したいと思って、上司である課長に認めてもらう状況。
↓↓↓↓

A君「課長、われわれも最新のマーケティングの方法をどんどん取り入れていかねばならないって、以前おっしゃってましたよね?」

課長「言ったね(イエス)」

A君「他社や世の中の動きを研究していく必要がありますね?」

課長「もちろんさ(イエス)」

A君「そのために私も勉強していいですか?」

課長「もちろん(イエス)」

A君「さしあたって、再来週の火曜日にこんなセミナーがあるのですが、参加してきてもいいですか?」

といった具合です。

人は、
「イエス」と言い続けていると、
自然と「イエス」を言いやすくなるものです。

ただ、
この方法には、
一つの絶対条件があります。

相手の言動に日頃から気をつけて、
どんなことに相手が「イエス」というのかを
よく理解しておく必要があるのです。

それを理解していなければ、
「イエスセット」は
逆効果になるので注意です。

基本的な信頼関係や相手に対する理解が、
いくつもの「イエス」をもらう条件にもなるのです。

今日はここまで。
何か参考になれば幸いです。
(参考:頭のいい説明 鶴野充茂)


与賀町交差点にて  


Posted by 中島とおる at 09:15Comments(0)